脱水汚泥にロータリードライヤー

脱水した後の汚い泥やろ過した後に残った不溶物等を乾燥するための機械がロータリードライヤーです

ロータリードライヤーは円筒形をしていて、その中で蒸気加熱されたコイル・パドルが回転することで処理物の塊を解きほぐし、表面積を広げながら加熱を行うことで処理物を乾燥させたり、容量を少なくしたりする間接加熱型の乾燥機です。

珈琲粕や茶粕から建設現場の掘削工事から出る汚水等までほとんどの工場排水や下水処理等ででる汚泥を乾燥することが可能です。

しかし加熱面にスケーリングを起こすものや加熱したり攪拌したりすると、液体がとろりとしたりして団子状になってしまうものには構造上使えません。

ロータリードライヤーのメリットはわずかなキャリアエアで乾燥を行うことが可能で、排気風量が少ないため熱効率が良く乾燥機です。

回転型乾燥機の中は適用範囲が広くて処理対象物に応じて、連続式やバッチ式、連続2段式等バリエーションが豊富にあります。