最新システムで違法電波の探知を実現

テレビやラジオ、携帯電話、そして警察や消防の無線など、日常生活では電波がいろいろなところで使われています。

それら電波を発する機器は電波法の基準を守らなければいけないのですが、無線機を改造して出力を大きくしたり、指定された周波数以外で電波を発する事ができるようにしていることがあります。

それが違法電波です。

違法電波が街中に飛び交っていると、テレビやラジオなど法律を守っている電波に干渉して障害を引き起こしてしまいます。

その影響は、人命や財産を守るための無線にも及ぶので放置する事はできません。

無線局を管轄する総務省では電波監視システムを構築しています。

各地のビルや鉄塔に設置されたセンサー局という測定器などを用いて違法電波を監視しているのです。